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14年、ビール類出荷10年連続減 「第3」も初の前年割れ

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14年、ビール類出荷10年連続減 「第3」も初の前年割れ

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 これを受け、大手3社も同様の発泡酒を9月に発売。いわゆる「ゼロゼロ発泡酒」の競争が激化し、販売が急増したことで発泡酒全体を伸ばした。

 また、酒税をめぐる税制改正の動きも、第3のビール減少の要因と指摘されている。政府・与党では、現在、税率が異なるビール、第3のビールなどの税率をそろえることでの検討が進んでいる。税率が同じならば、発泡酒や第3のビールの需要減少が予測されることから、ビール各社はビールへの強化に軸足を置こうとしている。そのため、昨年は第3のビールで新しい大型ブランドを立ちあげることもなかったため、出荷減につながった。

 ビール類の市場は15年も、団塊世代の高齢化や少子化によって市場は1~2%程度縮小するとみられている。この夏に今後の酒税の税制改正の方向性が議論される予定で、各社は定番ブランドの強化を最優先課題として取り組む考えだ。

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