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ファストリ、NGO指摘で行動計画策定 中国下請けの労働環境改善

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ファストリ、NGO指摘で行動計画策定 中国下請けの労働環境改善

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 カジュアル衣料ユニクロを展開するファーストリテイリングは15日、香港を拠点にしたNGO「SACOM」に中国・広東省にある2つの下請け企業の労働環境の問題点を指摘されたのを受け、改善に向けた行動計画を策定したと発表した。1カ月以内に第三者機関と連携し、労働状況の確認を行う。

 NGOは、2社に対する調査結果を今月11日に報告書にまとめ、公表した。報告書では(1)2社の基本給が最低賃金レベルである(2)時間外労働がいずれも月100時間を超えている(3)高温や排水などで工場内の環境が悪い-ことなどを指摘している。

 改善計画には、1社についてファストリが定める基準に則り労働時間を削減することや、工場内の粉塵(ふんじん)量などを測定し労働環境を改善することなどを盛り込んだ。

 もう1社についても、工場従業員の休暇日数を増やすほか、工場内の温度・湿度を含む労働環境を改善するとした。

 また、ファストリはSACOMの報告書の中に、自社調査との矛盾点が4つあると指摘。残業代に関する法令違反はないことや、踏み台からの転落事故が頻発しているものの、昨年6月に従業員向け研修などを行って以降、転落事故は起きていないとした。

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