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“勘違い課長”の失敗学 目をかけた異性部下に嫌われる理由とは…
配信元:@DIME
更新「セクハラ勧告を受けた男性は、大抵、驚いてぽかーんとされます」
企業内ハラスメントのアドバイザーとして、延べ1500件以上の相談を受けてきた行政書士の中田孝成さんは、男女間の認識にかなりの温度差があることを指摘する。
「はっきり『ノー!』と言えないタイプや、立場の弱い女性がセクハラを受けるんです。ですから、派遣社員の被害が多いですね。ノーと言わないのは、単に契約を更新してもらえないと困るからです。それなのに『イエスなんだ』と解釈するのが間違いなのです」
たとえ恋人同士だったとしても、女性の心変わりを認めず失敗する男性も多いという。
「問題の多くは、もともと交際していたカップル間なんです。つきあっている時に、毎日一緒に帰っていたとします。でも、ある日別れた。それなのに男性は『彼女がちょっとすねてる』くらいに考えて、次の日も次の日も出口で待っている。女性からすれば、それは迷惑なストーカー行為だし、だんだん恐怖や憎しみに変わっていくんです」
◆「わぁ、うれしい!」は本心ではない
セクハラ認定は、基本的に「職場において」という場所の定義がある。任意の飲み会はセクハラの対象にならないが(強制猥褻など具体的な行為は訴訟の対象)、職場の関係でしぶしぶつきあった場合は、セクハラの対象になり得る。つまり、相手の「しぶしぶ」に気づく感性が必要なのだ。
「今度食事に行く?」と誘って「うれしい! 光栄です」と言われたら悪い気はしないだろう。ましてや、ちょっと気になる異性が笑顔でそう答えてくれたら、期待を持つかもしれない。しかし、それは誘う側の心理であって、誘われる側の心の声は異なる。
「『声をかけてくれたのはうれしいけれど、行きたくはない』というのが本音です。管理職になったら、常に、ノーと言えない立場の人を誘っていることを肝に銘じておかなければいけませんね」
◆距離感が見えないソーハラ
ソーハラ(*)は新しいジャンルのハラスメント。ネット上という職場外で精神的苦痛を与えるもので、問題は複雑だ。「部下に近づく手段としてSNSを利用する上司が問題になっていますが、距離感を見失ってしまう点では、現実世界と一緒。職場を離れたからといって、会社の上下関係が解かれたと思うのは勘違い。誰だって、上司からプライベートの会話に入り込まれたら不愉快ですよね。また、友達申請や『いいね!』の催促は、部下にしてみれば圧力や嫌がらせです。ソーシャルメディアの乱用は、相手の表情が見えないだけに一方通行になりやすく、想像以上の苦痛を与えるので、要注意です」
*ソーハラ=ソーシャルメディアによるハラスメント。ネット上での執拗なコミュニケーションの要求が問題になっている。
◆セクハラ申請する3つの目的
さて、セクハラ申請をするには、女性にも覚悟がいる。それでも踏み切るのは、女性側に明確な目的ができるためだ。中田さんはこれまでの事例から、被害者の要求を大まかに、(1)謝罪を望む、(2)相手への社会的制裁を望む、(3)お金を望む、の3つに分類する。
「素直に認めて謝ればスッと許す人もいれば、『あいつをクビにしてほしい』『地方に転勤させてほしい』と訴える人もいます。どちらもお金を目的としていない分、誠実な対応が求められます。金銭要求型の中には、まれに味をしめてリピーターになる人もいます。特に、妻子のいる男性は、会社に公表されないように示談金を払う結果になりやすい。身から出たサビとはいえ、注意が必要です」
◆異性として見られている証
中田さんによると、本当に深刻なのは、男性上司による男性部下へのセクハラだという。
「相談件数の割合は少ないですけれど、これは深刻ですよ。社内の誰にも相談できず、被害に遭われた方は悶々と悩んでいます」
これは特別なケースだが、さて、肩を叩いただけでセクハラだと嫌がられる人とそうでない人の違いは何か。その理由は2つある。
「ひとつは普段から信頼関係が築けているか。もうひとつは、異性として見られているか否かです。何をされても気にもならないのは、ペットや子供と同じで、異性として対象外ということですから」
いずれにしても、自分が嫌がられていると気づいた時、その行為を継続しなければ、無用な誤解は避けられる。
「結局、立場の弱い側がどう受け取るかなんです。ポンと肩を叩いただけのつもりでも、相手が驚いたら、2回目はしないことです」
行政書士
中田孝成さん
1965年生まれ。セクシャルハラスメント協議会理事、(株)ルート代表取締役。100を超える資格を持つ資格マニアでもある。
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どうしてアイツばかり女ウケがいいのか--。
女性社員から慕われている“愛され上手”の共通点は、感謝と労いの言葉かけだ。
◇帰り際の「お疲れ様」
隣の部署の課長・Hさんは異動前の上司なんですが、帰り際、気がつけば「お疲れ様」と声をかけてくれます。私のこと気にかけてくれてるんだなって思うとうれしいし、ああ、またいつかHさんのもとで働けたらいいなって思いますね。
◇「ありがとう」でがんばれる
褒められて嫌な思いをする人はいないと思います。K部長は、すれ違いざまに「この前のプレゼン、よかったよ」とか、資料を渡す時に必ず「ありがとう」って言ってくれます。「ありがとう」っていいですよね。この人のためにがんばろうって思っちゃいます。
◇プライベートは短い会話
我が社で人気のSさんは、プライベート話になるとそそくさと切り上げるんですよ。ちょっとだけ短い。例えば「おう、久しぶり。元気?」って言ってくれるけれど、それ以上は聞かない。お世辞も言わない。「あの物足りなさがいいよね~っ!」って、同僚の女の子とSさんの話題でいつも盛り上がります。
◇さらりとミスを認める
「迷惑かけたな」とか「私の判断が悪かった」って言われると、たとえ本当に上司のミスでも、「いえ、私のせいです!」と言いたくなりますよね。Mさんは、そのあたりが絶妙で、女子社員にフォローされまくってますよ。