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ソニーが4-12月期の決算確定を延期へ 米映画会社へのサイバー攻撃余波で
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米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)がサイバー攻撃を受け、同社のシステムに障害が起きた問題で、ソニーは23日、2月4日としていた平成26年4~12月期連結決算の確定値公表がずれ込むと発表した。四半期報告書の提出期限の延長を金融庁に申請したという。
サイバー攻撃により、SPEはシステムを停止。不用意に再稼働すると被害が拡大する可能性があるため、復旧に向けて慎重に作業を進めている。このため、SPEの財務・会計ソフトの大部分が2月上旬まで使用できない見通し。確認や監査にかかる時間を考えると、期限の2月16日には間に合わないとして、3月31日までの延長を求めた。
サイバー攻撃は、北朝鮮を題材にした映画「ザ・インタビュー」をめぐって仕掛けられたとの見方が強い。SPEがいったん、公開中止を止めた際には、制作費などの回収が危ぶまれ、業績への影響が懸念された。
しかし、オバマ大統領が公開中止を批判したことなどで上映に踏み切ると、映画はヒットした経緯もあり、「業績に与える影響は現時点では軽微だ」(ソニー)という。
ソニーは予定通り2月4日に26年4~12月期業績を発表。SPEの事業については概算でまとめ、その後、3月末までに確定値を公表する。