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バレンタイン商戦、「本命用」など高級品強化 食品以外にも多様化
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プランタン銀座で行われた社員向けのチョコレートの試食会でも、さまざまな高級商品が並んだ=東京都中央区 流通各社のバレンタイン商戦が始まった。今年は2月14日が土曜日のため、オフィスなどで配る「義理チョコ」需要が減り、「本命用」「自分用」のニーズが高まるとの見方が有力。「納得いくものにはお金を使う」という最近の消費傾向も踏まえ、高価格で上質な商品の品ぞろえなどに注力している。
百貨店は、海外有名ブランドの高級チョコなどを強化する。三越銀座店は、ベルギー産のブランドチョコを詰め合わせた「ベルギーセレクションボックス」をはじめ、70ブランドを用意。昨年の60を上回るブランド数で、イートインコーナーも2カ所設けた。売り上げは前年比4%増を目指す。
三越日本橋本店は100ブランド投入し、外国人を意識した扇形のチョコも用意するなどして、売り上げの30%増を目標としている。
このほか、大丸松坂屋百貨店も「本命用や自分用を強化する」として、日本初登場の「ジル・クレスノ」など、海外ショコラティエが手がけた本格チョコを投入。OLが中心顧客のプランタン銀座は、鎧塚俊彦氏ら有名パティシエのチョコの詰め合わせを限定販売するなどする。
プランタン銀座の昨年12月の調査では、女性がチョコにかける予算で最も多かったのが「自分用」で平均3954円。続いて「本命」3300円、「義理」1267円だった。
一方、高級路線の百貨店と対照的に、スーパーやコンビニは、友人や家族と大勢で楽しめる商品を強化する。
総合スーパーのイトーヨーカドーは、チョコに合うワイン4種類を発売。コンビニ大手のミニストップは、友達同士で贈りあう「友チョコ」需要を当て込み、チョコを小分けして手渡すためのラッピング資材を販売する。
また、贈るものは食品以外にも多様化しつつある。昨年7月に設立された、全国の生花店が参加する「一般社団法人 花の国日本協議会」(東京)は、バレンタインに男性から女性に花を贈る習慣の促進を呼びかけている。六本木ヒルズで、春の花で彩ったカフェの展開やトークショーを行うなど、首都圏の人気スポットで来月にかけ、キャンペーンを行う。