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ローランド ディー.ジー. 初のウエット方式、歯科加工機を開発

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ローランド ディー.ジー. 初のウエット方式、歯科加工機を開発

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ローランドディー.ジー.初となるウエット方式の歯科用加工機「DWX-4W」  歯の詰め物などの歯科用ミリングマシン(加工機)を手掛ける、ローランド ディー.ジー.は、新加工機「DWX-4W」を開発した。歯科材料に最近使われ始めた硬いガラスセラミックスを研削加工でき、発熱や粉塵(ふんじん)を押えるため、同社で初めて水をかけながら加工するウエット方式を採用した。27日から順次、米国を始め各国の展示会に出品し、夏ごろをめどに発売したい考えだ。

 歯科技工の現場で歯の詰め物やかぶせ物などに使われ始めた新素材のガラスセラミックスは、優れた強度と自然な美しさで歯科医院や患者からの支持が高まっており、加工ニーズも増えている。半面、高い強度を持つため従来の切削加工がむずかしく、表面にダイヤモンドなどの粉末を固着させた専用のやすり「ミリングバー」で研削加工を行う。しかも研削時に発生する摩擦熱を除去し、粉塵の飛散を防ぐため、水をかけながら加工する「ウエット加工方式」が必要になる。

 こうしたニーズに応えたのがウエット方式の研削加工ができる「DWX-4W」。従来のドライ方式の製品と組み合わせて、歯科技工士にさまざまな材料の加工に対応するためのソリューションを提供していく方針だ。

 同社は2010年に歯科用ミリングマシンの製造販売に本格参入した。12年には歯科加工機などの専門部署を設立し、14年12月末時点で累計2800台以上を出荷している。

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