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え!そうだったのか… 意外と知らないビジネスマンの「席順ルール」

ニュースカテゴリ:暮らしの仕事・キャリア

え!そうだったのか… 意外と知らないビジネスマンの「席順ルール」

配信元:@DIME

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【BUSINESS HACKS】

 仕事のスキルを上げる前に、最低限、身につけておきたいビジネスマナー。入社して3年経っても、意外と実践できていない人が多い。そこで、最低限、社会人だったら覚えておくべき席順マナーを紹介したい。

 ◎常に覚えておきたい「上座」と「下座」

 その部屋において最もいい席で、目上の人や客人が座る席を「上座(かみざ)」といい、目下の人や接待する側が座る席を「下座(しもざ)」という。

 一般的に入り口から最も遠い席が上座、入り口から最も近い席が下座だ。席順は役職や年齢、立場に対しての敬意の表われでもある。失礼がないよう正しい知識を身につけて、おもてなしの心を忘れずに対応しよう。

 〈ここがポイント!〉

 ビジネスマンたるもの、単に上座と下座を理解するだけでは失格だ。上座であっても冷暖房の風が直接当たる、強い日差しが当たる、など目上の人が心地よく過ごせない場合がある。上座がそのような悪い環境におかれている場合、無理に上座に座ってもらう必要はないのだ。また、眺望のいい席が上座以外の席にあれば、そちらを勧めるといった気遣いも大切だ。

 ■接待

 客人は同じ会社(グループ)ごとに並んで座るため、中央が(1)、入り口から遠い席が(2)、入り口に近い席が(3)。社内の場合、(1)はそのままで、その正面が(2)。

 ■エレベーター

 操作盤の前が最も下座。目上の人と一緒の場合、目上の人の行く先を尋ね、先にエレベーターを降りる時に「失礼します」と声をかけて降りること。

 ■会議室

 議長席に近く、部屋の入り口から遠いほうが上座となる。円卓の場合も同様。ホワイトボードなどを使用する場合は、見やすい場所を上座とすることもある。

 ■タクシー

 運転席の後ろが一番安全なため上座。(4)が一番下座で、行き先の案内や料金のやり取りなどをする。後部座席に3名で座る場合は真ん中が最も下座となる。

 ■新幹線

 窓側が上座、次に通路側の順。5名で一列の場合、2名席のほうが通路に出やすいため上座。向かい合って座る場合、進行方向に背を向けると下座になる。

 ■応接室

 本来は入り口から最も遠い(2)の位置が上座だが、長いテーブルに片側3名以上で席に着く場合は中央が上座。お茶を出す場合も席順と同じ順番で。

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