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【浜松物語(1)】「敵はVW、世界で競争。本社浜松のハンディなし」~鈴木修スズキ会長兼社長

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【浜松物語(1)】「敵はVW、世界で競争。本社浜松のハンディなし」~鈴木修スズキ会長兼社長

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 「東京はチャンスがあるっていうことですね、情報収集のね。その気になれば東京というのは奥深く情報収集ができて、いろいろなウオッチできますよね。だけど、今は東京でも浜松でも情報の収集っちゅうのは全然変わらないからね」

 ハンディ気にならず

 《東京ではなく、浜松という地方にいなければ、出てこない発想もある》

 「東京なんかで軽(自動車)乗ってないでしょ。山奥の人が軽を使ってる。小型車が欲しいんだけれども、お父さんが乗ってるから2台は買えないっていうことでお母ちゃんが子供の用事だとか、ご両親の、おじいちゃんおばあちゃんの使い走り、病院へ行くとかね。そういうことに使ってらっしゃる」

 《地方で高齢化が進めば、軽の運転もままならなくなる》

 「だから、今の時代はいいけども、10年先に広い意味における自動車というもの。それから、狭義における軽の将来というものをどう考えるかということ。今の若い人はそういう経営感覚がないからね。頼んでりゃ給料もらえると思ってる。俺なんかいつ辞めてもいい。退職金はなくなったしね。皆さん退職金はもらわないかんでしょ。退職金もらう寸前につぶれちゃったら困るもんね」

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