ニュースカテゴリ:企業
サービス
スカイマーク、9月新ダイヤ 茨城発着減便、米子は撤退
更新
民事再生手続き中のスカイマークは4日、9月1日~10月24日の路線・便数計画を発表した。茨城空港(茨城県)発着の2路線を9月1日から減便。米子空港(鳥取県)発着路線を8月末で運休し、同空港から撤退することも盛り込んだ。不採算路線の見直しで早期の収益改善を図る。
同社は、8月末までは経由便を含めて1日70往復を運航する計画だが、9月1日からは経由便がなくなり、1日63往復に減る。
茨城-新千歳線、茨城-福岡線はそれぞれ8月末までは1日2往復を運航するが、9月1日からは1往復に減便する。搭乗率低迷などが理由とみられる。
神戸線と那覇線がある米子発着路線は、ともに8月末で運休し、撤退する。同社は「再生が進み盤石な経営基盤が整った後、改めて就航を検討したい」としている。
このほか、神戸空港経由便として運航する羽田-長崎線、茨城-那覇線は乗り継ぎに切り替える。
一方、中部-新千歳線、神戸-那覇線はそれぞれ8月末までは1日2往復だが、観光需要などを見込んで9月1日からは3往復に増やす。