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ソフトバンク、光通信の効率を2.3倍に スーパーチャネル伝送実験に成功

ニュースカテゴリ:企業の情報通信

ソフトバンク、光通信の効率を2.3倍に スーパーチャネル伝送実験に成功

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 ソフトバンクモバイルは24日、次世代通信技術を実際の用いた毎秒2テラビット(テラは1兆倍)の」スーパーチャネル伝送実験」に成功したと発表した。同社によると、この技術を使って商用の光ケーブルで安定的な伝送を確認したのは日本初。同技術によって光ケーブル1本当たりの通信容量は現在の約2.3倍まで拡張できるといい、スマートフォンの普及や動画配信の利用増で膨らむデータ通信需要への対応が期待される。

 スーパーチャネル技術は、光信号の波長を複数束ねて1つの信号として扱う高速化技術。実験は横浜-四日市間の761キロの伝送路などで行った。毎秒200ギガビットの波長を10束ねて2テラビットを構成し、波長の間隔も通常の50ギガヘルツから37.5ギガヘルツに狭めることに成功。

 この結果、1本の光ファイバーで100波長の伝送が可能となり、通信容量を従来の毎秒8.8テラビットから20テラビットまで拡張できることが確認できた。同社は2016年度に実用化する予定で、東京-大阪間などの基幹伝送路に導入する。

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