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米IoT標準化団体、日本に新組織を5月設立 トヨタ、日立など参加
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高技能者育成の場として位置づけられる燃料電池車「ミライ」の組み立てライン 消費者と工場をネットでつなぎ大量情報をリアルタイムで分析することで、生産効率を大幅に向上させる「インターネット・オブ・シングス(IoT)」と呼ばれる技術に関する団体が5月、国内で初めて設立されることが29日、分かった。トヨタ自動車や日立製作所など国内大手や業界団体、大学が新団体に参加し、技術検証などを行う。
新団体は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)などが立ち上げたIoTの標準化団体「インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)」の日本組織。
欧米の製造業の現場では、IoTの活用が広がっている。特にドイツがこの動きに積極的で、国を挙げて、産官学が連携し、高度なものづくりを目指す「インダストリー4.0」と呼ばれるIoTのプロジェクトを推進している。
一方、米国では、昨年3月に、GEやAT&T、IBM、インテル、シスコシステムズの5社がIICを設立し、約160社が参加している。国内企業では、トヨタや日立、東芝、三菱電機、富士通、NEC、富士フイルム、富士電機の8社がIICに参加。今回、日本に設立する新団体はこの8社が中心となり、IoTの勉強会など開催し、技術協力の場にする。
新団体には、電子情報技術産業協会(JEITA)や情報処理推進機構(IPA)、情報通信技術委員会(TTC)や東大や慶大、東工大なども参加し、産学連携を強化する。