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“100円コーヒー”儲けの裏側 今後のライバルは「家カフェ」

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“100円コーヒー”儲けの裏側 今後のライバルは「家カフェ」

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【早坂礼子の経済ウオッチング】ニッポンコーヒー戦争(2)

 日本のコーヒー市場拡大に貢献しているのはいまや全国に約5万店の立地を数えるまでに浸透したコンビニエンス・ストアだ。大手各社は店内にコーヒーマシンを導入し、淹れたてのコーヒーを最低100円で提供するサービスでしのぎを削っている。コンビニの「100円コーヒー」にはどんな戦略があるのか。

 収益や集客増に貢献

 「100円コーヒー」の口火を切ったのは業界トップのセブン-イレブン。2013年1月から1杯100円の淹れ立てコーヒー 「セブンカフェ」の販売を始めた。レジでコーヒーを注文した客はカップをもらい、店内の専用マシーンで自らコーヒーを入れる。ワンコインの低価格とセルフ方式の手軽さが受けて1日平均120杯前後を売り上げる大ヒットとなった。

 同年6月にはサークルKサンクスとミニストップも追随。14年4月になると業界3位のファミリーマートがそれまで120円だったSサイズのコーヒーを100円に値下げ、9月には最後の牙城だった同2位のローソンもSサイズコーヒーを新設して100円にした。

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  • ローソンはコーヒーに合う100円ドーナツの販売を発表した(4月17日、東京都内のホテル)

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