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“100円コーヒー”儲けの裏側 今後のライバルは「家カフェ」

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“100円コーヒー”儲けの裏側 今後のライバルは「家カフェ」

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 販売する6種類のドーナツの価格はすべて税込み100円で、このうち「ハワイアンドーナツ」は店舗で揚げた出来たてを提供する。同社の和田祐一商品本部長は「これにより14年度には約350億円だったコーヒーの売上高を約450億円に増やしたい」と目論む。

 ライバルは「家カフェ」

 ローソンの戦略では新しい顧客開拓にも注目したい。同社のコーヒーはセルフではなく店員がコーヒーを淹れるのが特徴で、主なターゲットは女性客だった。だが、今後はコーヒーヘビーユーザーの中高年の男性へのアピールも強化していくという。

 商品本部の吉澤明男カウンター商品部長は「団塊の世代が大量退職して自宅周辺にいるようになった。これからは都心部のコーヒーチェーン店や喫茶店に毎日足を運ぶのが難しくなった郊外に住む人を中心にコンビニのカフェニーズが高まる」とみる。

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  • ローソンはコーヒーに合う100円ドーナツの販売を発表した(4月17日、東京都内のホテル)

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