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注目集める“骨董品もどき” メーカーにとって貴重な高付加価値商品

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注目集める“骨董品もどき” メーカーにとって貴重な高付加価値商品

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 財は古くなると価値が目減りしていく、というのが経済学で認められた一般的な法則だ。このため中古車を売りに出すときなどは、少しでも新しく見えるようにピカピカに磨く。ただ最近は、新品なのに使い古したように見える加工を施した高価なカメラや楽器が注目を集めている。いわば骨董品(こっとうひん)もどき。買う人もそれは承知の上だ。どんな価値が宿っているのだろうか。

 戦場カメラマン気分

 ドイツのライカカメラ社が、限定125セットを発売したデジタルカメラと交換レンズのセット「ライカM-Pセット“CORRESPONDENT”By Lenny Kravitz」は、351万円。同じタイプのレギュラー品でもカメラ本体だけで1台100万円ほどするが、それにしても高い。

 限定品の売り物は使い古したような風合いだ。黒いボディーの角の部分は塗料がはげて地金が見えている。実際に使い込んだわけではなく、新品にわざと傷を付けているのだ。

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