スカイマーク、ANAの支持呼びかけ 米イントレと再生案めぐり全面対決
更新鍵を握るのがイントレピッドを含む大口債権者の動向だ。議決権ベースのシェア(占有率)は、イントレピッドが38.1%、欧州エアバスが29.0%、英航空エンジン大手のロールスロイスが15.8%、米リース会社のCITが13.5%となっており、この4社だけで96%超を占める。
エアバスやロールスロイスの関係者はこの日の説明会にも出席したが、質問などはなく静観の構えだったという。
今月中旬にはイントレピッドも同様の説明会を開き、複数の航空会社と交渉を続けているという現状などを説明し、大口債権者の理解を得たい考えだ。
説明会に出席した債権者の一人は「イントレピッドの再生案の説明も聞いてから考えたい」と話したが、債権者の投票の行方はまったく見通せない状況だ。
