就活後ろ倒し、企業に“しわ寄せ” バイト集め四苦八苦、中途採用にも狂い
更新同社は今年、一気に22カ所でビアガーデンをオープン。これに伴うアルバイトの新規採用は約1000人に上り、うち約250人を学生が占める。学生アルバイトの中には友人同士も少なくなかったが、なれ合いの弊害はなく、担当者は「条件を緩めて正解だった」と胸をなで下ろす。
外食業界の企業はもともと、人件費の安いアルバイトへの依存度が高い。以前から人手不足に悩まされていたが、就活の後ろ倒しが追い打ちをかけ、人手の確保が一段と難しくなっている。これまでは時給アップでより多くの応募者を集めようとしてきたが、もはや限界に近い水準まで上がっているという。
就職活動の後ろ倒しで学生側にはどんな変化が起きているのか。昨年までは、夏までに内定を得て就職活動を終え、卒業旅行や新生活の資金を稼ごうと、残りの学生生活をアルバイトに充てる学生が多かった。これに対し今年は活動期間が長期化し、思うように働けなくなったというわけだ。
ゼットンが友人同士の応募を受け入れ始めたのも、こうした状況を見越してのことだ。

