就活後ろ倒し、企業に“しわ寄せ” バイト集め四苦八苦、中途採用にも狂い
更新新卒対応で手回らず
一方、就活後ろ倒しはメーカーなどの中途採用計画も狂わせている。
リクルートホールディングス傘下で、採用全般を支援する企業向けサービス「リクルートメント・プロセス・アウトソーシング(RPO)」を展開するリクルートキャリアは、4月以降の中途採用の商談が前年同期の2倍に膨らんでいる。
RPOでは採用戦略の立案から採用方法の選定、実際の採用、入社後の定着まで一貫して支援する。就活後ろ倒しで、企業の人事部が新卒採用にかかりきりとなり、中途採用に手をつけられないでいるため、業務負担が減らせるとRPOが引っ張りだことなっているのだ。
RPOの利用を検討中のある電子機器メーカーは、毎年約70人を中途採用している。しかし人事担当者は3人しかおらず、全員が新卒と中途の担当を兼務しているため、本来なら新卒採用を終えて中途採用に着手するこの時期も、ほとんど対応できない状態だという。

