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住宅10社、中古物件流通促進へ連携強化 年1万棟成約目指し組織刷新

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住宅10社、中古物件流通促進へ連携強化 年1万棟成約目指し組織刷新

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 日本の住宅市場は新築の比率が高く、流通量全体に占める中古の比率は14.7%(13年時点)にすぎず、70~90%の欧米諸国に比べて極めて低い。経済効果が高い新築を促す住宅政策が、「新築偏重」を招いた面もある。

 一方、不動産仲介の商慣習も中古住宅の流通を阻害してきた。中古住宅の資産価値を査定する基準が明確でなく、一般的に築20年超の住宅は、劣化の程度にかかわらず資産価値がゼロと査定されてきた。

 また、売買の際は建物と土地の価格を一括(くく)りにする「総額表示」が慣習となっており、築20年超の建物の場合、土地だけの価格で取引されるケースがほとんどだ。

 これに対し、同ブランドの中古住宅は建物と土地の価格をそれぞれ分離表示し、建物部分の価格も明確にした点が特徴で、築20年超の建物でも適正な資産価値での取引を可能とした。実際、同ブランドでこれまで成約した2502棟を民間不動産調査機関の東京カンテイが調査した結果、築20年超の建物の平均価格は517万円だった。

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