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東芝、新体制へ逆風 WH減損1600億円計上…情報開示姿勢にも批判

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東芝、新体制へ逆風 WH減損1600億円計上…情報開示姿勢にも批判

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 東芝はWHが新規建設などの分野で両期に減損処理したことは公表したが、金額の大きさや赤字だったことは説明していなかった。批判を受け、「今後、積極的な情報開示に努める」とコメントした。

 一方、利益水増し問題による株価下落で損害を受けたとして、12月上旬に約50人の株主が東京地裁に、中旬に約20人が大阪地裁にそれぞれ損害賠償訴訟を起こす方向。弁護団の吉田泰郎事務局長は「投資家に誤った情報を提供しており、重大な問題だ」と強調する。東芝は今月、利益水増し問題で会社に損害を与えたとして旧経営陣を提訴したが、賠償請求額が3億円と低額で、責任追及の甘さが批判されていた。

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