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「越境」出遅れる関電 安定揺らげば本末転倒 原発再稼働がネック

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「越境」出遅れる関電 安定揺らげば本末転倒 原発再稼働がネック

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 競争に危機感

 ただ、頼みの高浜原発再稼働は、4号機の冷却水漏れや、2月29日の緊急停止などトラブルが相次ぎ、再稼働計画は遅れ気味だ。

 電力広域的運営推進機関によると、関電管内で新電力などの家庭向け新料金プランへの申込件数は、約6万件に上る。八木社長はこう打ち明ける。

 「大変危機感を持っている。相当厳しい競争になる」

 一方で電力小売りに参入を決めた大手都市ガス幹部は「原発の再稼働が進むと、大手電力と数社の新電力しか生き残れない」と危機感を募らせる。

 ただ、日本国内における原発の再稼働は、九電の川内原発(鹿児島県)と高浜原発にとどまる。東電の柏崎刈羽原発(新潟県)をはじめ、福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)は、再稼働の見通しすら立たない。

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