神経すり減らしたスマホ開発陣 ポケモンGO熱狂の裏で…検証作業に奔走
更新顧客の声を受けて、シャープはただちに検証作業を開始。22日午後6時にはほぼダウンロード可能となったが、NTTドコモの1機種をめぐってナイアンティックなどとの検証は続いた。
「弊社のポケモンGO検証は、全機種でダウンロード→起動する→3匹捕まえる、を行っております」
8月3日、シャープ公式ツイッターは「ポケモンGO」に対応する全機種で遊べるようになったことを報告して「やきもきされたお客さまにとっては、決して迅速だったとは言えません」と謝罪。地道な動作確認で検証に当たった広島工場のスマホ開発チームを「さぞかしモンスターボールの扱いが上達したかと思われます」と紹介しながら、理解を求めた。
NTTドコモは7月29日の決算説明会で通信状況について「衛星利用測位システム(GPS)の位置測定のために局所的に通常より混雑している」としたが、設備増強が必要なほどではないと説明。ダウンロード障害についても「顧客からの問い合わせはあったが、個別アプリの動作対応はスマホメーカーで対応しており、原因は不明」(広報)とコメントした。


