神経すり減らしたスマホ開発陣 ポケモンGO熱狂の裏で…検証作業に奔走
更新ドコモは、シャープ以外のスマホメーカーでダウンロード障害の情報は把握していないとしており、原因はアプリ側の問題だったとみられる。
「格安」でも遊べる?
一方、ダウンロード障害はなかったが、全機種で“捕獲作戦”を実施したのは格安スマホの「マイネオ」を展開するケイ・オプティコム。ポケモンGOのリリース3日後の7月25日には自社サイトに検証記事を掲載し、ダウンロード可否と現実世界のなかにポケモンを“出現”させるAR機能の使用可否の一覧表も公開した。
ケイ・オプティコムの広報担当者は「社会現象でもあり、顧客の関心が高いので独自検証した」と説明する。これから発売する予定の機種も検証対象にしており、「買ったものの、遊べなかった」というトラブルを事前に防ぐねらいもあった。
同社が検証した結果、一部の機種でメモリ容量不足によって動作が重くなるなど影響があった。だが、懸念されたデータ通信量については「通信速度を抑える節約モードでも問題なく遊べる」と結論づけた。


