SankeiBiz for mobile

サムスン自滅で中国メーカーに“大躍進”予測 日本企業は相変わらずの蚊帳の外

記事詳細

サムスン自滅で中国メーカーに“大躍進”予測 日本企業は相変わらずの蚊帳の外

更新

 ファーウェイは数年後にアップルを抜き、5年以内に世界トップに立つという目標をぶち上げている。2016年4~6月期のシェアでは、アップルに2.4ポイント差まで肉薄し射程にとらえている。成長率を考えれば、世界トップも夢物語ではない。

<< 下に続く >>

 ファーウェイ以上に驚異的な成長で台頭しているのが、オッポとビーボだ。オッポは2004年、ビーボは09年に立ち上げられた新興勢力。IDCのメーカー別の出荷台数シェアでは、2015年10~12月期に4位だったレノボ、5位のシャオミ(小米科技)の同じ中国勢をけ落とし、16年1~3月期にオッポが4位、ビーボが5位と初めてトップ5にランクイン。業界を驚かせ、中国勢の群雄割拠を印象づけた。

 オッポもビーボも、「アイフォーンのパクリ」ともいわれる洗練されたデザインに加え、性能もハイスペックな端末を、比較的高価格ながらもアップルやサムスンよりは安く販売。中国の若者に支持され、シェアを急拡大している。

 サムスンの欠陥スマホ問題は、中国勢が高級路線へと舵を切るなかで起きた。OSが同じであることに加え、性能やデザインでも見劣りしない機種がそろっており、サムスンのギャラクシーの代替品としてシェアを大きく伸ばす可能性がある。そうした意味で、サムスンはアイフォーン7の発売時期以上に、最悪のタイミングで自滅ともいえる失態を犯してしまったといえる。

 一方で、日本メーカーへの恩恵は期待できそうもない。サムスンのギャラクシーは日本市場で不人気で販売台数が少なく、そもそも乗り換え需要が見込めないためだ。国内市場でしか売れず、世界シェアでもランク外の日本勢には出番もないというのが実情だ。

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です