NHK「ネット同時配信」実現になりふり構わず 新たな受信料あっさり撤回 “方針転換”に伏線
更新スケジュールありき
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テレビ朝日の藤ノ木正哉専務は「テレビを持たない層への訴求策としてきた(常時同時配信の)方針が、既存の受信世帯へのサービス向上策に変わった。五輪前に実施したいというスケジュールを最優先したものと思わざるを得ない」と批判した。
日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長も、検討会の翌21日の記者会見で「スケジュールありきの議論はおかしい」とくぎを刺した。
その一方、いつのまにか話題にならなくなったことがある。高市氏が「国民・視聴者に還元すべきだ」とNHKに求めていた受信料の値下げだ。
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■放送法改正へ政治駆け引き激化必至
昨年11月には、NHKの籾井勝人会長(当時)が月額50円の値下げを打ち出したものの、経営委員会の賛同を得られなかった。
NHKの受信料収入は6769億円(2016年度)。既に800億円近い内部留保をため込む中、“たった50円”の値下げにも慎重な経営委に、抜本的なNHK改革ができるのかという意見は根強い。
