【木下隆之のクルマ三昧】これって社外秘じゃないの?! 難解でも面白い「スバル技報」
更新◆ゴルフバッグの正しい納入の角度まで
これが面白いと思うかつまらないと感じるかは大きく分かれるところだが、たとえば車内の空調に関する記述。足元の温度を均一にするための大型フットダクトが何本ありそれがどんな角度で取り付けられているかなんてことも詳細に説明している。トランクにゴルフバックを積み込むには、どんな角度で重ねればぴったりと納まるかだなんて細かいことまで記しているのである。
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リアドアガラスの板厚を4.0mm、リアクォーターガラスを4.0mm、リアゲートガラスを3.5mmとすることで、後席の遮音性を向上させたとある。それには、風切り音低減効果を表すグラフが添えられている。縦軸には音圧を表し、横軸には周波数(1/3オクターブHz)である。
それによると4Hzから100Hzで大きな違いがある、というようなことが紹介されているのだ。
いやはや「だからなんだよ」なのだが、おそらく開発する技術者にとっては手を叩きたくなるようなデータに違いない。
室内温度センサーの取り付け位置は実は、ステアリングを握るドライバーの左膝の先に忍び込ませている、なんとこともわかって、「だからどうした」がいつしか妙に興味深くなってくるから不思議なのである。
◆航空機の空力まで登場…さすがスバル
読み進めていくと難解度はさらに高まっていく。ここまでいくと僕の知能指数では理解不能なのだが「航空機超音速イーテークスピレージ抵抗評価技術」だったり、「SKC減圧環境エバボ試験室の活用」といった領域にまで踏み込むのだ。




