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高齢者や若者が悪徳商法の食い物に… 2018年の経営問題ニュースを振り返る(後編)

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 自転車操業も限界となり、2017年11月頃から顧客への支払いに遅れが生じた。2018年7月にはジャパンライフと同様に被害弁護団が結成。弁護団は、債権者破産や刑事告発も視野に準備を進めていた。9月3日、ケフィア事業振興会が破産を申請。その後、11月1日までにケフィアのグループ会社27社が破産開始決定を受けた。

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 高金利を謳い消費者から資金を集めるやり方は変わらない。消費者保護の観点で預託商法などの法改正が議論される契機になった事件となった。

◆PROEARTH破綻の余波

 2018年にリース業界などで話題をさらったのは建機・トラック販売のPROEARTH (神奈川県厚木市、以下PRO社)の破綻だった。PRO社は2017年末の12月26日に151億円の負債を抱え民事再生法の適用を申請。年が明けると再生手続きが廃止され、破産に移行した。

 設立10年足らずで年商177億円に急成長。だが、内幕は循環取引、融通手形、多重リースなどの噂が絶えなかった。2018年に入ると、矛先が親密先の建機販売・レンタルのビバック(東京都品川区)に向かった。

 PRO社とビバック。社長同士が旧知で、復興需要で歩調を合わせ拡大した。PRO社の倒産の煽りでビバックは5月7日、東京地裁に185億円の負債を抱え破産を申請した。

 2社の破綻以降、リース会社は建機・トラックのリース取引に慎重になった。ビジネスモデルが似通った同業他社に厳しい視線が注がれ、第3、第4のPRO社・ビバックを懸念する声は尽きない。一方、PRO社の破綻時にスポンサー支援を名乗り出た(その後、支援を撤回)エム・テック(さいたま市)もまた10月1日に破綻した。PRO社への傾注が金融機関の不信を招いたことが一因でもあった。

 エム・テックは、東日本大震災の復興工事や東京五輪・パラリンピック関連工事を積極的に獲得。2017年7月期の売上高は244億2700万円を計上していた。エム・テックの破たんで請け負っていた全国88カ所(請負代金総額549億9150万円)の工事が契約解除となった。このなかにオリンピック施設関連工事や復興関連工事も含まれていた。88カ所の工事には数十社の下請け先が連なり、契約解除による影響も懸念される。

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