試乗スケッチ

レース活動からEV開発へ軸足 ボルボの「ポールスター」を知ってる?

木下隆之
木下隆之

 ドライブモードを使い分ける

 「今日は家族と優雅にドライブしたいんだ」

 そんな日には、ノーマルモードでクルージングすれば良い。

 「通勤だから経済的に走りたい」

 そう希望するのならば「エコ」モードが最適だろう。

 「今日はひとりだから、ワインディングを元気に駆け回りたい」

 そんな気持ちになったら「Polestar Engineered」にアジャストするのをお勧めする。計器内に「Polestar」の文字が点灯すると同時に、世界が明るく開けてくるような錯覚に陥る。ひと汗かきたくなった。

 XC40で「Polestar」の走りは、躍動感が嵩上げされた感覚である。スロットルレスポンスが鋭くなり、ギアシフトスピードが小気味良くなった。安易に高めのギアを選ばない。そのためにコーナリングも楽しい。コーナーを脱出する際の加速も気持ち良いのである。そもそもエンジンパフォーマンスが高い。直列4気筒2リッターターボエンジンの過給圧が引き上げられた感覚である。

 とはいうものの、モータースポーツのイメージから想像するような、過激な走り味ではまったくない。最大馬力はノーマルが252psから255psにしか高まっていない。その差は3ps。体感できない数字である。

Recommend

Biz Plus

Ranking

アクセスランキング