ニュースカテゴリ:社会
事件・不祥事
USJで神戸大生大暴れ…ネットで“炎上” ボート転覆など迷惑行為繰り返す
更新
神戸大学(神戸市)の文学部2年の男子学生(19)がテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市)でボートをわざと転覆させてアトラクションを運休させるなどの迷惑行為を繰り返し、大学側が処分を検討していることが8日、分かった。同志社大学(京都市)などの学生も加担していたとみられ、同大が事実関係の調査を進めている。
関係者によると、学生は友人らとたびたび入園し、2人乗りボートでチューブを滑り下りる「ウオータースライダー」でわざとボートを転覆させたり、別のアトラクションの運行中に乗り物から飛び降りるなどの行為を繰り返していた。
一連の行為で安全確認のためにアトラクションが一時運休することもあった。USJは保護者への通報や宣誓書を書かせたが効果はなく、現在はこの男子学生を入園禁止としている。
学生はブログや短文投稿サイト「ツイッター」に迷惑行為を「偉業」と自慢する書き込みと写真を投稿。その後、ネットユーザーから批判の書き込みが殺到するなど“炎上”している。
ネットユーザーから通報があったという神戸大は「詳細は不明だが、迷惑行為があったのは事実。学生から事情を聴いており、処分を検討している。反省している様子です」とコメントしている。
また、学生は10人以上の若い男性と裸でジェットコースターに乗っている写真も投稿していた。関係者によると、ほかの大学の学生も常習的に迷惑行為に加担していたという。
同志社大も数日間で複数の苦情が寄せられており、事実関係を確認中という。名前があがった別の大阪府内の私立大は事態を把握していなかった。
USJの広報担当者は「男子学生は『アトラクションで身を乗り出して柱にぶつかり、手首の骨を骨折した』と虚偽の内容も投稿していた。安全管理はしっかりとしており、嘘の投稿や危険行為はほかのゲストの迷惑になる。ルールを守って楽しんでほしい」と話している。
大学生が不適切な言動をネット上に書き込んだり投稿したりしたことで、批判が殺到してネットが炎上するケースは後を絶たない。
平成22年には首都大学東京の男子学生2人が「ドブスを守る会」を名乗って、街頭で女性に声をかける様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」に無断で投稿。大学には非難の電話やメールが殺到し、大学は2人を退学処分にした。
23年には電車内で口を開けて眠っていた乗客の男性を大学生とみられる女性が無断で撮影し、ツイッター上に画像を載せて「歯がありません」と中傷。別の学生が地下鉄の車内で男性の頭部を撮り、「ヅラ(カツラ)」と揶揄(やゆ)する書き込みをしたこともあった。
いずれも、ネットで閲覧した人が「許せない」と問題視。不適切な書き込みをした人物を特定して報復的に個人情報をネット上にさらすなど、大きなトラブルになっている。
甲南大(神戸市)では昨年、ラグビー部の男子学生が寺院でアルバイト中に下半身を露出して接客していた画像がネット上に流出。兵庫県警が学生を軽犯罪法違反(身体露出)容疑で書類送検する事態になった。
今回の学生が所属する神戸大でも21年、4年の男子学生が友人とホームレスを襲撃する映像を自作自演。仲間内で観賞するために交流サイト「mixi」に掲載したところ、不特定多数に流出して大学に抗議が相次ぎ、学部長が口頭注意する騒動もあった。