VR悪用すれば「数千人を嘔吐させられる」 人気ゲーム開発者がリスク指摘
配信元:ITmedia ニュース 更新「これは非常に簡単。10分見続ければ、ほとんどの人が『もうだめだ』と言ってしまう映像コンテンツを作れる」と原田さん。人によっては6時間ほど影響が残り、食欲を失うケースも考えられ、経済損失は計り知れないという。「VR端末が広く普及し、誰でも使うようなれば、こうした嫌がらせを仕掛ける人も出てくるだろう」。
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この嫌がらせへの対抗手段は「両目もしくは片目をつぶること」。しかし「VRは没入感が高いので、すごく怖い映像が流れていても、なかなか目をつぶらないユーザーもいる」という。
洗脳も可能に? 「通販番組の購入率をアップできる」
「嘔吐させる」以上に、原田さんが警戒するのが「洗脳」だ。テレビのようなモニター画面に比べると、VR端末は現実世界が見えなくなり、ヘッドフォンを装着すると外の音も聞こえなくなるため「外界遮断効果が高く、瞑想(めいそう)の効果が高まる」という。
「オカルトな話ではなく、科学的根拠がある。洗脳したり、詐欺をしたりに使われる可能性は否定できない」
一方、ポジティブな見方をすれば、トラウマを緩和したり、洗脳を解いたり、通販番組の購入率を向上させたり--などの活用方法も考えられるという。「ただでさえ、テレビの通販番組を見ていてもミシンやアイロンが買いたくなってしまうのに、VR端末越しに巧みなトークをされると、目の前で即売会が開かれているかのように感じるかもしれない」。



