SankeiBiz for mobile

消費増税対策に家計簿活用 まずは支出の現状把握を

記事詳細

消費増税対策に家計簿活用 まずは支出の現状把握を

更新

 ■増税には消費削減で対応

 消費税増税があっても生活水準は下げたくないが、家計のやりくりは厳しくなる…。マーケティング会社のシタシオンジャパン(東京都中央区)が2月に行った消費税増税に関する消費意識調査で、こんな結果が浮かび上がった。増税後は購入頻度や品目を減らし、全体的な消費削減策を講じる意向が見えてくる。

 調査は、20~50代の男女1520人にインターネットで行われた。

 それによると、増税後の生活レベルの願望について、回答者の約8割が「生活水準を下げたくない」「リーズナブルで良い物を選びたい」と考え、7割超が「家計のやりくりは苦しくなる」「高額商品の購入が難しくなる」などの不安を抱えていた。

 消費行動は「購入頻度が減ると思う」と回答した人は6割に達した。増税後は「購入検討時に情報収集を深く行いたい」や「購入までの情報収集や検討に時間をかけたい」と思っている人が7割超で、商品を厳選したいとの意識が高かった。

ランキング