【ベトナム点景】巨大龍が火を噴く高級リゾート…ダナンに残る“場末感”
更新ブリッジ付近には屋台が出ていたり、海の家のような簡単な造りの飲食店が建ち並ぶ。調度品はいずれもプラスチック製が大半で場末感に満ちている。この日はベトナム対ミャンマーのサッカーの試合が行われ、テレビ中継に釘付けになっている客も多かった。
突然ロック調のバースデーソングが大音量で流れ、花火を立てた料理を囲みながら20代に見える男性らが踊り始めた。「俺も仲間に入れてくれ!」と叫びたくなるほど楽しそうだった。
リゾート地として開発ラッシュに沸くダナン。これらの店の周辺でも工事が相次いでいた。「ホテルでもできるんでしょう。そしたら多分店はなくなるね」とガイドのハイさん。瀟洒なラグジュアリーホテルのある海岸地区に行くと、道路を挟んで海側に観光客向けの小奇麗なレストラン、反対側に粗末な“海の家”が並ぶが「出すものはほとんど同じでも値段は3~4倍違う」。
高級感とダウンタウンのような猥雑さが共存する混沌とした魅力はいつまでも失わずにいてほしいのだが。(産経デジタル 長浜明宏)
取材協力:ベトナム航空




