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中高年女性に多い「変形性膝関節症」 我慢は悪化の元、早期治療を

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中高年女性に多い「変形性膝関節症」 我慢は悪化の元、早期治療を

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 高齢で症状が重い場合には、金属やポリエチレンでできた人工膝関節を入れる手術が考えられる。

 堺市の阪和第二泉北病院阪和人工関節センター長の格谷義徳医師は「近年、人工膝関節は性能が向上してきた。手術後の満足度も高い」と話す。以前は耐久年数は15年程度だったが、今は20年以上とされる。

 格谷医師は「人工膝関節置換手術は、ほとんどの人で痛みが取れる。再置換手術はリスクも高く難しいが、65歳以上なら再置換の可能性も低く、検討する価値がある」と話す。

 膝の関節すべてを置換する場合と、部分的に置換する場合があるが、いずれも退院までは3週間~1カ月ほどだ。格谷医師は「手術後すぐに痛みが取れるのがメリット。激しいスポーツ以外は行っても大丈夫」。

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