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【江藤詩文の世界鉄道旅】ドイツ鉄道(1)ビール片手に車内ミーティング…ファーストクラスの“おもてなし”

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【江藤詩文の世界鉄道旅】ドイツ鉄道(1)ビール片手に車内ミーティング…ファーストクラスの“おもてなし”

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 ドイツで個人旅行をするなら、足は鉄道が便利だ。大都市はもちろん、ほとんどの小都市も電車が結んでいるし、スマホさえあればドイツ鉄道の公式サイトから簡単に乗り換え検索もできる。駅の窓口に立ち寄れば、乗降駅のプラットフォーム番号まで記載された見やすい時刻表をプリントアウトしてくれる。

 私は片手に“ファーストクラスの”フリーパス「ジャーマンレイルパス」を、もう一方の手に印刷してもらった時刻表を握りしめ、ドイツを代表する国際高速列車「ICE」に乗り込んだ。乗車したのはベルリン中央駅。ちなみに「ICE」が運行を開始したのは1991年で、東西ドイツが統一された後のことだ。ベルリンの壁が崩壊してから今年で25年。ドイツが誇る高速列車は、旧東ドイツ領も旧西ドイツ領もお構いなしに、ドイツ中をさっそうと駆け抜けている。

 1等車に乗車していたのは、ほとんどがスーツ姿のビジネスマンだった。ガラスのグラスでゆったりとビールを飲みながら、書類やパソコンを広げて会議をしているビジネスマンもいる。うらやましくなって食堂車に行ってみると、レストラン・エリアは閑散としていたが、ラウンジバー・エリアは大にぎわいだった。

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  • この日、ICEのファーストクラスは、ほぼ満席だった。登録すれば車内でWi-Fiも使用できるので(有料)、寸暇を惜しむように仕事に集中しているビジネスマンも多い。電源も完備されている
  • 食堂車のレストラン・エリア。わりといつも空席があるようなので、食事をとるなら、そのままここでくつろぐという手もある
  • 食堂車のラウンジバー・エリアはテーブルと椅子もあるが、多くの乗客はスタンディングで飲んだり食べたり、おしゃべりを楽しんでいる。1等車とはまったく違う雰囲気だ
  • 2006年に開業したばかりの、ガラス張りのモダンな建築が印象的なベルリン中央駅。かつては東ベルリンと西ベルリンにそれぞれ長距離列車の拠点の駅があったが、統合されて利便性がぐんと向上したそう

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