SankeiBiz for mobile

増殖する「ヌーボー」 ワイン以外の商品で“解禁日”が流行るワケ

記事詳細

増殖する「ヌーボー」 ワイン以外の商品で“解禁日”が流行るワケ

更新

 店によると、ボジョレーヌーボからヒントを得て、平成17年から販売を開始した。通常のどら焼きは1個130円(税込み)に対し、どら焼きヌーボーは1個160円。少し高めだが、通常のどら焼きより少し大きめで、餡も約2割増しだという。

 どら焼きヌーボーの販売は販売から10年が経過したが、売り上げは約2年前から急増。昨年は約17万個と好調だ。

 最近では、秋頃になると「今年のどら焼きヌーボー解禁はいつか」という問い合わせも寄せられるようになっている。

 どら焼きヌーボーの餡に使われる小豆は、通常のどら焼きに使用される小豆に比べて鮮度が高く、みずみずしいのが特徴。通常のねかせたものよりも、小豆そのものの味がダイレクトに伝わるという。

 昨年は、夏の気温が低く温度差が少なかった上に、雨などの影響を受けることなく秋に一気に気温が下がったため、色づきがとても良いという。

ランキング