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今年は「15年(イチゴイヤー)」 各地でフェア盛況 「ブランド」食べ放題も

ニュースカテゴリ:暮らしの余暇

今年は「15年(イチゴイヤー)」 各地でフェア盛況 「ブランド」食べ放題も

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「日本のイチゴはすべて、おいしい」と話すフランス人パティシエ、ダヴィッド・ギマレスさん=東京都新宿区のヒルトン東京  この時期の国民的人気を誇る果物といえばイチゴ。まっ赤で甘酸っぱいイチゴの魅力に多くの女性が引きつけられ、今年も各地のイチゴフェアが盛況だ。今年は「2015年」。「100年に1度の15(イチゴ)イヤー」と、より工夫を凝らした食べ放題のホテルブッフェも目立っている。(村島有紀)

 アート性高く

 東京都新宿区の「ヒルトン東京」((電)03・3344・5111)では、1階のレストラン「マーブルラウンジ」で、イチゴのデザートブッフェ(平日大人4200円、午後2時半~同5時半)を5月18日まで開催中だ。テーマは「ストロベリー・アート」。昨年就任したフランス人パティシエ、ダヴィッド・ギマレスさんが作るアート性の高いイチゴスイーツが話題で、イチゴのシュークリームの上に赤い唇の形の菓子を飾るなど遊び心にあふれる。

 ギマレスさんは「イチゴのスイーツブッフェがあるのは日本だけ。フランスにもおいしいイチゴはあるが収穫時期が短く種類も少ない。日本のイチゴはどの種類もすばらしく、創作意欲が刺激された」。

 タルト、ショートケーキ、ロールケーキ、ゼリーなどイチゴスイーツは約30種類。さらにサンドイッチやスープ、チャーハンなどの中華料理もあり、ランチを兼ねる来場者も。

 会場のあちらこちらから「おいしそう」「テンション上がる」などと、女性のやや興奮気味の声が聞こえる。

 担当の青野貴広さんによると、来場者の9割が10~30代の若い女性。家族で来ていた高校2年の徳勢南帆さん(17)は今年2度目のイチゴブッフェ。「イチゴは大好き。30種類ほとんど食べた」と満足そう。

 期間を延長

 各地のイチゴフェアも盛況だ。大阪市中央区の「ホテルニューオータニ大阪」((電)06・6949・3276)では、スイーツとサンドイッチのブッフェ「ホテルでいちご狩り」(平日大人4000円)を開催。8種類のケーキや、アイスクリーム、グラスデザートのほか、3種類のブランドイチゴの食べ放題が人気だ。3月末までの予定だったが、4月末までに延長。2月20日からは昼の部に加え、夜の部(午後6時半~同8時)も追加する。

 毎年イチゴのスイーツブッフェを行い、昨年は約1万人が訪れた横浜市西区の「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」((電)045・411・1188)では3月から、福岡県のブランドイチゴ「あまおう」の企画を開催。「アフタヌーンスイーツブッフェ」(平日大人3683円)は5月6日までの予定だが、すでに4月末まで予約で満席だ。

 京都市左京区の「グランドプリンスホテル京都」((電)075・712・1111)は3月19日まで、今年5月からイタリア・ミラノで開催される「ミラノ国際博覧会」に合わせ、ミラノの名物料理とイチゴを楽しむブッフェ「いちご&ミラノフェア」(平日大人2600円)を開催。学生向けには午後2時半~同3時半の1時間限定だが、1500円というお得なプランも用意している。

 ■大粒の新品種「スカイベリー」登場

 国内最大規模の野菜果物の卸売業「東京青果」(東京都大田区)営業本部によると、今年のイチゴの出来具合は平年並み。「あまおう」など、大粒で甘い高級イチゴの人気が高いという。

 あまおう人気に続こうと、イチゴの生産・消費量全国1位の栃木県も、新しいブランドイチゴの開発に力を入れる。今シーズンから新品種「スカイベリー」の出荷を開始した。「とちおとめ」が1粒平均15グラムなのに対し、スカイベリーは平均26グラム。県内650ヘクタールのイチゴの栽培面積のうち、12ヘクタールでしか栽培していないため希少価値が高く、「百貨店では12粒で約7000円」(県生産振興課の担当者)と高値で取引されているという。

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