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東京観光の代名詞! 「はとバス」ガイドさんが教える超お得な禁断ツアー
配信元:@DIME
更新【はとバス基本情報】
1948年創業以来、鮮やかな黄色のバスは東京観光の代名詞。手頃な価格で楽しめる都内観光ツアーが人気で、とくに昨今は「安近短」の消費ニーズとも合致して客数が伸び続けている。メインののりばは、案内所もある東京駅丸の内南口にある。ツアーの予約は電話、ネットでOK。
協力してくれたガイドの皆さん。右から母娘2代でバスガイドという高橋美貴さん、高校時代の放送部を経て「マイクを持つ仕事がしたい」とガイドになった根本麻理さん、旅行好きが高じて今の仕事を選んだ前川麻世さん。
まずガイドの皆さんにバスツアーならではの魅力を伺うと、“視点の高さ”と返答が。
「丸ビル、東京駅、都庁。見慣れた建物も2mを超えるバス座席から見ると世界が違う」(高橋さん)
「私たちの解説もあるので『毎朝見てた場所だけどそんな歴史があったのか』と興味を持たれる方も多いですね。東京の見方が変わるので新鮮ですよ。特に、屋根なし2階建てのオープンバスでレインボーブリッジを渡ったり、六本木けやき通りのイルミネーションをくぐり抜けるツアーは何回行っても飽きません!」(根本さん)
さらに、あらゆるツアーを案内してきたガイドさんに、実は隠れたおすすめツアーを聞いてみた。
「夜の浅草の寄席や老舗牛鍋店に行くツアーはかなりお得ですね。迫力のあるユニークな肉の盛り方は、実ははとバスのお客様限定なんです」(高橋さん)
「人気が出るかわからないというトライアル的な企画は、ネット限定で発売することも。そこに意外と面白い商品がありますね。例えば、今や定番となった『神田川クルーズ』とか」(前川さん)
新しい東京を発見したい人、体験したい人は、とりあえずはとバスに飛び乗ってみるのも一策だ。
(1)「夜の浅草、老舗の味と笑いの殿堂」
夜の浅草参拝、落語観賞後、老舗の米久で牛鍋をいただき、東京タワーまで上るツアー。大人7900円。「寄席や牛鍋屋さんなどは意外と腰がひけるものですがツアーなら気軽。夜の静かな浅草寺も魅力的ですよ」(高橋さん)。
(2)「幻の江戸城と日本橋・神田川クルーズ」
東京国立博物館で江戸城の再現映像を観賞後、神田川を運河船で巡る。大人9200円。「ネット限定お試しツアーとして始まり、人気が出てメニュー化しました。ネット限定商品は要チェック!」(前川さん)
(3)「ニューハーフがご案内六本木香和と東京プリンスホテルバイキング」
忘・新年会におすすめしたいのがニューハーフショーツアー。大人1万800円。「こちらはニューハーフの方が乗車し、いろいろお話ができるので、初心者の方にオススメです」(根本さん)
★※東京エリアのツアー乗車率 Best3
1位「TOKYO夜景プチドライブ」
スカイツリーとゲートブリッジの2つの新しい夜景を手軽に楽しめるのだ。大人2500円。
2位「靖国神社と国会議事堂」
日本の真ん中を押さえた渋いツアーが、意外と人気。国会見学は今が旬? 大人2800円。
3位「東京タワーと浅草・隅田川下り」
食事付きで5時間弱と短時間で東京の名所を回れることが魅力のツアー。大人7400円。
※バス1台当たりの乗車率(いかに満席に近いか)順でチョイス。ただし現在ほぼ全ツアーで満席の東京スカイツリー展望台へ上るツアーは除外。
<関連情報>はとバス http://www.hatobus.co.jp/
◎各種料金などのデータは取材時のものです。