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“巧いウソ”で出世つかむチャンス 「上司が仕事ぶりを見ている」は幻想だ

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“巧いウソ”で出世つかむチャンス 「上司が仕事ぶりを見ている」は幻想だ

配信元:PRESIDENT Online 更新

 ただ悩ましいのは、直属の上司が会社の方針についていけず、ズレが生じている場合だろう。たとえば会社が「これからの営業は組織力だ」と言っているのに、上司は従来通りに「顧客との1対1のコミュニケーションが大事」と考えていたらどうすべきか。

 そんなときは、サラリーマンが上司を選べない以上、相手によって自分の発言を変えることもやむをえない。ただし「二枚舌だ」と言われないよう、部分的な同意にとどめておくほうがいい。両者は業績を伸ばすという目的は同じで、経路が異なるだけだと割り切るしかない。

 もっとも、ウソの中には、NGなウソもある。たとえば、英語は片言しか話せないのに流暢だと偽ったら、外資系企業担当になればバレてしまう。女性のマネジメントには自信があるというので任せたら退職者続出、というケースもある。「前の職場で株式公開の経験がある」とウソをついて入社したが、実際には帳簿すらつけられず、上場どころか数十億円の損失を生じさせたツワモノもいる。会社に損害を与えるようなウソをつくと、出世できないどころかクビになることも覚えておきたい。

 セレブレイン代表 高城幸司(たかぎ・こうじ)

 1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。同社で6年間連続トップセールスに輝く。その後「アントレ」初代編集長、事業部長を歴任。2005年より現職。著書に『課長から始める 社内政治の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

 (上島寿子=構成 AFLO=写真)

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