成人向け雑誌“目隠し”めぐり論争 コンビニでは性表現が氾濫している?
更新インターネット上でも、同様に賛否両論が起きている。「全国に広めてほしい」「インターネットがこんな状況(性的な画像があふれていることを指すとみられる)で隠して意味があるのか」などの意見があった。
「条例趣旨を逸脱」と専門家
そんな中、ネットの「ヤフーニュース」の個人コーナーで、問題点を指摘するのは、大阪弁護士会所属の弁護士で、有害図書規制に詳しい園田寿・甲南大法科大学院教授だ。
堺市の取り組みで対象となる雑誌は大阪府条例で、ビニール包装やひもがけなど、「閲覧できない状態」にし、区分陳列することが義務づけられている。出版業界は雑誌2カ所をシール止めして本を開けられないようにしており、府はこれで「閲覧できない状態にあたる」としている。
園田教授は、取材に「条例で、表紙まで隠すことは求められていない以上、条例の趣旨を逸脱している」と断言。「同じことを、コンビニ側の自主的な判断で実施するのなら、問題はないが、行政側の判断で行うと、公権力の濫用になり、『表現の自由』の侵害につながる」と指摘する。




