【局アナnet】10年目の山梨ワインツーリズム 渡部郁子
更新ワインの産地を訪ね、作り手や土地の風土、食べ物を知ってもらう。今や全国に広がるワインツーリズムが日本で始まったのは山梨・勝沼です。その「ワインツーリズムやまなし」が10年目を迎えました。
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今年の幕開けは4月1日に笛吹市で開かれる「ワインツーリズムやまなし2017・春」。同市と山梨市の参加ワイナリー14社紹介マップなどを使い、専用パスを利用してバスで現地を回ります。5月甲州市、6月甲斐市、新酒シーズンの11月は県内全域で開催予定です。
「ワインツーリズム」は主催する一般社団法人ワインツーリズムの登録商標。発起人のひとり、大木貴之さんは産地をまるごと楽しむ文化を作り、国産ワインを飲む人を増やしたかったといいます。当初地元は慎重でしたが、「実際に人が集まり、お金が回り始めたら、賛同者は増える」と信じ、組織や仕組みを整備しながら継続。昨秋は約2500人を集める地域一体のイベントになりました。
日常的に産地をめぐる人が増え、イベントの必要がなくなるのが大木さんの最終目標。思いが大きく育っています。
4月1日分は参加費3500円で申し込み受け付けは3月30日までですが、定員500人になり次第締め切りとなります。
<プロフィル>
わたなべ・いくこ エフエム富士出身。現在はFM局で構成するJFNほか、TV、雑誌、ウェブでアウトドアと温泉の魅力を発信中
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