「空振りでもいい、安全第一」 JR西、京阪、南海…広がる計画運休
更新195万人に影響
今回の台風は9月4日に直撃し、翌日の5日も運休やダイヤ変更があり、JR西では近畿全域の影響人員は4日75万人、5日120万人に達した。
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JR西の来島達夫社長は19日の定例会見で「台風によるものとはいえ、事業活動に影響を及ぼしたということは申し訳なく思う」と陳謝した上で、「大きな目で見れば、企業としての判断として安全を守れた。大型の台風という有事においては、一定程度必要な措置ではないか」と理解を求めた。
台風そのものが直撃せず、計画運休そのものが「空振り」となれば、27年の台風11号の当時同様に、他社が運行し苦情を受ける可能性もある。JR個社としても、業績に与える影響は少なくない。来島社長は「空振りになっても、『安全を守れたこと』を是としつつ、普通の状態に戻していく」と話す。有事の大規模運休、事前告知の定着に向けては、企業や官公庁側の理解と、経験の積み重ねが欠かせない。


