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「ご近所限定SNS」人気の理由 子育て世代にヒット、自治体にも広がる輪

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 利用者は女性が大半で、特に子育て世代のお母さんが多いという。

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 「出産や育児、保育園探しなど子育て世代の女性が身近な情報を知るために利用するケースが多いです。また、引っ越してきたばかりの方が、地域の情報を知るために登録することもあります」(六人部さん)

「マチマチ」は子育て世代のお母さんが多く利用している(写真はイメージ、マチマチ提供)

「マチマチ」は子育て世代のお母さんが多く利用している(写真はイメージ、マチマチ提供)

 ダイレクトメッセージ機能がついているので、お母さん世代がSNSで交流を通して仲良くなり、実際に会ってランチやお茶を楽しむこともよくあるという。

◆地域コミュニティの維持に役立てる渋谷区

 このマチマチ、個人ではなく自治体単位で登録するケースも増えている。

 東京都渋谷区。都会の真ん中に位置する渋谷区だが、以前から町内会の加入率が低く、地域コミュニティの維持・継続に危機感を抱いていた。特に40代以下の加入率が低く、「防犯・防災時の情報伝達がスムーズにできないのでは?」という危惧があった。

 また、町内会を支えるスタッフの高齢化により、掲示板へのチラシ貼りや町内会費の回収が重い負担になっており、より効率的な広報が急務になっていた。ネットの利用を検討したが、自治体システムをつくるには、費用面での負担が課題となった。

 そこで、渋谷区が導入したのが、組織向けの地域限定SNS「マチマチfor自治体」である。自治体がマチマチの中に公式アカウントをつくって広報するサービスである。2017年6月の利用開始以来、区民の間に少しずつ広まり、20代後半から40代の登録率が増加している。

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  • 「マチマチ for 自治体」のトップページ。コミュニティの活性化に一役買っている
  • 「マチマチ」は子育て世代のお母さんが多く利用している(写真はイメージ、マチマチ提供)

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