まず、Bコースであるが、先に(2)で挙げた観点がほぼそのまま当てはまる。内部進学組と較べて理数系科目がかなり後方からのスタートになる上、大学附属校であれば学校の成績さえよければ何とかなるところ、模試などの成績で他校にいるライバルと伍して戦わなければならない。ほとんどの場合、私立高校に通っていながらも予備校にも通わないと、学外のライバルと互角に戦うことは難しいだろう。
Cコースに関しても、学内でのビハインドがないことを除けば、大きな枠組みではBコースとほぼ同様のことが言える。ただ、Bコースに比べると、学力の面では同じスタートラインから高校生活を始められるため、精神的にはむしろベターかもしれない。また、中堅の私立高校の中には、「学内予備校」のような制度を積極的に採り入れ、大学進学実績の向上を図っている注目株も存在する。「公立中・下位校よりは私立のほうが…」というなら、当たってみる価値はあるはずだ。
実は子供の特性を見極めることが大事
では、AコースとDコースという、一見真逆な2パターンについてはどうだろうか? 例えば、中学から御三家クラスなのか、公立中学を経て都県立トップクラスの高校なのか。小学校の中学年というかなり早い段階で一度は判断しなければならない割には、選択肢として(家庭の方針として)、両者には決定的な違いがあるように感じられてもおかしくはない。しかしながら、最終的に(中間ゴールとして)目指すところは同じである。