フィンテック群雄割拠~潮流を読む

「海外送金」がブレイク間近?〈後編〉 トランスファーワイズの凄さ

甲斐真一郎
甲斐真一郎

 現在のところ、日本では外国人労働者が増えていると言っても、ロンドンやニューヨークなどの国際都市に比べると、そこまでの数には上りません。もちろん、日本人が「海外に出稼ぎに行く」などという例も、今はまだまだ珍しいことです。しかしこの先、時代が変わり、日本が外国人労働者に支えられる国になったとしら、メリットの大きいトランスファーワイズのような海外送金サービスは必要になってくるのかもしれません。

 たとえ、そうでなくとも、トランスファーワイズは、フィンテックのポテンシャルの高さを世界中に知らしめたサービスです。もしも外国に送金する機会などがあれば、このサービスを使ってみてはどうでしょう。きっといろいろな発見があるはずですよ。

甲斐真一郎(かい・しんいちろう)
甲斐真一郎(かい・しんいちろう) 「FOLIO」代表取締役CEO
京都大学法学部卒。在学中プロボクサーとして活動。2006年にゴールドマン・サックス証券入社。主に日本国債・金利デリバティブトレーディングに従事。2010年、バークレイズ証券に転籍し、アルゴリズム・金利オプショントレーディングの責任者を兼任する。バークレイズ証券を退職後、2015年12月に、手軽に資産運用、株式投資を楽しめるフィンテックサービス「フォリオ」を提供するオンライン証券会社「FOLIO」を設立。フィンテックの旗手として大きな注目を集めている。次世代型投資プラットフォーム・サービス「フォリオ」は、「ユーザー体験」「操作感・表示画面」に着目されており、テーマ投資という形で誰もが簡単に株式投資を楽しむことができるように設計されている。FOLIOはお金と社会にまつわる情報を発信するオウンドメディア「FOUND」も運営している。

【フィンテック群雄割拠~潮流を読む】は甲斐真一郎さんがフィンテックと業界の最新事情と社会への影響を読み解く連載コラムです。更新は原則第3火曜日。アーカイブはこちら

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