Go Forward 負けずに、前へ
ウィズ・コロナの安心・安全新旅スタイル 近場、貸し切り、ワーケーション
コロナ感染防止策では、清掃や除菌に関する専門的な知見を盛り込んだハンドブックを作成。ガイドラインにのっとって清掃を行っている施設がわかるよう、ホームページでマークを表示している。
「安心・安全は必須の条件。コロナ後も非常に重要な要素になっていく」
「人とつながりたい」求めて
同社では「ワーケーション」への対応にも力を入れている。長期滞在しリモートワークをする利用者は着実に増えているという。
「約130社のパートナー企業にヒアリングを行い、どのようなニーズがあるかを調べている。生産性を維持しながらリモートワークができる環境を提供していきたい」
こうした新しい旅の体験は、観光業界の長年の課題である閑散期の需要喚起にもつながる。
「こんなに面白いんだと気づけば、リピーターになってもらえる。年に2回お金をかけて旅行をするのではなく、週末にちょこっと行ってみようと頻度も高まる。ワーケーションに力を入れているのも、そうした狙いからだ。いろいろな旅のスタイルをミックスすることで、閑散期の需要の喚起につなげたい」
“ポスト コロナ時代”の旅のスタイルはどう変わっていくのだろうか。
「どこまで元に戻るかはわからない。それでも変わらないのは、人と交流したい、人とつながりたいということ。どこに行っても心地良い居場所があり、人とつながることができる旅を応援していきたい。コロナを経験したことで、そうした旅を求める人が増えていくと考えている」