爆発的な販売の予感
特徴的なのはドライビングモードだ。EV走行、ハイブリッド(HV)モード、セルフチャージモードなど、目的や状況に合わせて好みのモードを選択できるのはもちろん、「オートEV/HV」モードではカーナビに目的地を設定することで、駆動用電池の残量や経路、交通状況といったデータを取り込み、高速道路などでは自動的なHVモードに切り替えたりと、エネルギーを効率よく配分する。新世代のPHEVらしい機能である。
以上が新型NXのハイライトなのだが、実は内燃機関や駆動方式の充実も進んでいる。2.5リッターエンジンだけでなく、プラグインではないハイブリッドもラインナップしているし、駆動方式もAWDとFFが選択できる。電気モーターの力を借りない2.5リッターエンジンもカタログに加えている。そしてそれもAWDとFFを揃える。さらには2.4リッターターボエンジンも用意されている。パワーユニットの選択肢は豊富なのである。
レクサスが電動化ビジョンを発表してから時が経つ。UXにEVが加わったことを皮切りに、いよいよ本格始動の予感がする。そしてこのNX、爆発的な販売が期待できるような雰囲気が漂っている。
【試乗スケッチ】は、レーシングドライバーで自動車評論家の木下隆之さんが、今話題の興味深いクルマを紹介する試乗コラムです。更新は原則隔週火曜日。アーカイブはこちら。木下さんがSankeiBizで好評連載中のコラム【クルマ三昧】はこちらからどうぞ。YouTubeの「木下隆之channel CARドロイド」も随時更新中です。