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「もっと身近に」高橋書店が手帳大賞表彰式
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手帳や書籍の製造・販売を行う高橋書店(東京都文京区)が主催する「第17回手帳大賞」の受賞者8人が決まり、10月29日に東京の帝国ホテルで表彰式が行われた。
「手帳をもっと身近に感じてもらいたい」「日常の中でもっと活用してほしい」という願いのもと毎年開催されている「手帳大賞」は、「思わずメモしたくなった『身近な人の名言・格言』部門」と「手帳・日記・家計簿の商品企画部門」の2部門で募集が行われ、今年も全国から合計2万2036通の応募が集まった。
表彰式の冒頭、「今でしょ!」のフレーズで知られる東進ハイスクール講師の林修氏がビデオメッセージで登場し、愛用する高橋書店の手帳にまつわるエピソードや、前年に使用した手帳と2冊を一緒に持ち歩くという林流の手帳活用術を紹介し、会場を沸かせた。
『名言・格言部門』で大賞に選ばれたのは、岩手県の会社員、古里素祐(ふるさと・もとすけ)さん(51)の「本当にいいものはみんなタダでできているねー。」という作品。朝の澄んだ空気や夕焼けの美しさ、家族の笑い声など、本当に元気をもらえるものはみんなタダでできているという力強い言葉は、古里さんが20代の頃にお母さんから聞いたという。古里さんは、「この言葉のおかげで裸一貫でもたくましく生きていけると思えるようになりました。これからの人生も楽しみでいっぱいな心境です」と喜びを語った。
『商品企画部門』の優秀賞には大阪府の会社員、佐藤賢一さん(45)の「予定をラフに書き込めるセンター式手帳」と岐阜県の会社員、永富裕子(ゆうこ)さん(57)の「私が欲しいスケジュール帳」が選ばれた。佐藤さんは昨年に続く2度目の受賞で、「来年も受賞を狙っていきたい」と早くも来年に向けての意気込みを述べた。(SANKEI EXPRESS)