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いろんなイメージ持ってもらいたい 映画「利休にたずねよ」 クララさんインタビュー

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いろんなイメージ持ってもらいたい 映画「利休にたずねよ」 クララさんインタビュー

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 今年5月、韓国プロ野球の始球式にストライプ柄のレギンスに胸を強調したヘソ出しユニホーム姿で登場し、大勢の男性ファンのハートを奪ったクララ(27)。韓国では映画やテレビへの出演のほか、モデルとしても活躍してきたが、日本の茶人、千利休(1522~91年)の人生を描いた歴史ミステリー映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督)で初めて日本の映画に挑んだ。韓国以外の作品への出演は本作が初めてで、クララは「私は演じてきた人物を通して、例えば『気が強い都会的な若い女性』といった特定のイメージを持たれていることが嫌なんです。いろんなイメージを持ってもらいたいから」と、毛色の違う仕事への強い意欲を口にした。

 本作は直木賞を受賞した山本兼一(57)の同名小説を原作とし、なぜ利休(市川海老蔵)が時の権力者、豊臣秀吉(大森南朋(おおもり・なお))に疎まれ、切腹を強いられたのかが描かれている。クララが演じたのは李王朝の血を引く娘、高麗の女だ。派閥争いに巻き込まれた彼女は、何者かにさらわれ日本の色街へと売り飛ばされてきた。本作では、研ぎ澄まされた利休の美意識が若かりし頃に出会った彼女によって育まれたものだったのか?という大胆な仮説が提起され、出番は少ないが物語の核心に触れる役どころだ。

 飾らぬいつもの自分で

 クララはどんな心構えで高麗の女に臨んだのだろう。「原作の読者と同様に想像をふくらませてみました。高麗の女はもともと貴族の娘なので、凛として、気品があるという内面の部分は心づもりとしてしっかり準備して臨みました」。外見的に言えば、高麗の女はキャスティングを担当した田中監督のイメージそのものなのだから、「変に飾らずいつものナチュラルな自分でいよう」と意識した。

 「ナチュラルな自分」について、クララは少々説明を加えた。「自由奔放。明るく、楽しく、新しいことに挑戦し、努力すること」。だから、ふと幸せな生き方とは何かを考えたとき、自分と重なってみえる主演の海老蔵が浮かんだという。「彼は人生を楽しんで生きています。私の生き方を改めて見直すきっかけになった方です」。12月7日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS

 ■Clara 1986年1月15日、スイス生まれ。韓国で広告モデルとしてデビュー。06年「透明人間チェ・ジャンス」で女優デビュー以降、06年「思いっきりハイキック」、09年「恋人づくり」、10年「風吹くよき日」、11年「童顔美女」、12年「お願い、キャプテン」「美味しい人生」など韓国ドラマに多数出演。

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