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本田、ミラン移籍はスーパースターへの一歩 背番号「10」 来月6日にもデビュー
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ようやく日本のエースが次のステップへ進む。サッカーのロシアリーグ・CSKAモスクワに所属する日本代表MFの本田圭佑(けいすけ)選手(27)が、イタリア1部リーグ(セリエA)の名門ACミランに来年1月3日付で入団することが正式に決まった。ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長(69)が12月11日、公式サイトで発表したもので、背番号はエースナンバーの「10」。早ければ1月6日のアタランタ戦(ホーム)で新天地デビューする。
「ようやく明かせる。本田は1月3日からミランの選手になる。既に契約を結んでいたが、秘密にしなければならなかったんだ」。ガリアーニ副会長は、こうコメントした。
今夏の交渉では本田側とミランで個人合意したが、クラブ間で移籍金などをめぐって折り合いがつかず実現しなかった。しかしCSKAとの契約は今月(12月)末で満了するため、移籍金は発生せずに“ミラン本田”が誕生することになった。
CSKAモスクワも公式サイトで本田のミラン移籍を発表し、「4年間在籍した本田の功績に感謝している。さらなる選手生活の成功を祈る」と力強いエールを記した。サイトにはサポーターからの「(ミランでも)頑張れ、本田」「良い記憶にとどめよう。ありがとうサムライ」などといった移籍を惜しむコメントも寄せられた。
ACミランでの本田の背番号は、アジア出身選手で初めて、元ポルトガル代表MFのルイコスタやクロアチア代表MFのボバンらが着けたエース番号「10」が与えられる。ミランの公式オンラインショップでは早くも「HONDA 10」のユニホームの販売を開始。関係者によると契約は3年半で、年俸250万ユーロ(約3億4500万円)という。
ACミランはセリエAを18度、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を7度制した欧州屈指の名門。日本代表DFの長友佑都(ゆうと、27)が所属するインテル・ミラノとは同じ都市のライバル関係にある。
本田が目指すはスーパースターへの進化だ。「オンリーワンになりたい」と宣言する本田は、ポルトガル代表FWのC・ロナウドを「本当のスーパースター」とし、ピッチ内外で周囲に影響を与えられる存在になる決意を示した。
「まあ、急成長しますよ」。12日午後、日本に帰国した本田は、モスクワをたつ前にこう語った。かつてACミランをリーグ制覇に導いた経験のある日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)は12日、「本田の身体能力や技術、精神力なら現代のセリエAでも戦える。活躍を祈っている」とエールを送る一方で、「入団はゴールではない。継続的に出場して初めてビッグクラブの選手だ」と一層の奮起を促した。
2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕まで12日であと半年。公言する「優勝」へ、本田がビッグクラブから世界の頂点を目指す。(SANKEI EXPRESS)