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ビタミンB1で受験生の脳力アップ ポークチャップ風

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ビタミンB1で受験生の脳力アップ ポークチャップ風

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ポークチャップ風。※528kcal、塩分1.7グラム(1人分)  【牧野直子の健康ごはん】

 「ポークチャップ」ですが、豚肉(ポーク)のケチャップ煮が名前の由来だと思っている人が多いようですが、そうではありません。豚の骨付きあばら肉をソテーし、甘辛いデミソースで煮込んだアメリカ料理「ポークチョップ」がなまった呼び名なのです。ちなみに「チョップ」は「たたき切る」という意味で、あばら肉を分けるときに包丁でたたき付けるように切るところから由来しているそうです。

 今回の料理は、豚こま肉でリーズナブルに簡単にできる「ポークチャップ風」。バターライス、クレソンを添えれば、おもてなしごはんにも。明日のバレンタインディナーにおすすめです。

 豚肉は良質タンパク質源でビタミンB1が豊富。1食分で1日に必要なビタミンB1の約2/3が補えます。豚肉の中でももも肉やヒレ肉など、脂肪が少ない部位に多く含まれます。

 ビタミンB1は、ごはんやパンなどに多く含まれる炭水化物をエネルギーに換えるときに必要なビタミンです。このエネルギーは体を動かすために使われますが、脳にとっては炭水化物が唯一のエネルギー源になるので、炭水化物+ビタミンB1の組み合わせは「脳力」アップに欠かせません。ビタミンB1は豚肉のほかに、豚肉の加工品(ハムや焼き豚)、レバー、うなぎやたらこ、紅鮭などに多く含まれます。

 受験生にとっては体調管理も大切ですが、脳力アップも欠かせませんよね。サポートに、ビタミンB1の多い食材をおかずに取り入れてみてください。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:今泉有美子/SANKEI EXPRESS (動画))

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「適塩・低カロリー ひと目でわかる料理手習い帳」(池田書店)、「100歳までボケない常備菜で10分レシピ」(家の光協会)。

 ≪ポークチャップ風≫

 ※528kcal、塩分1.7グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

[豚肉(こま切れ肉)]  150グラム

 塩、こしょう      各少々

 小麦粉         小さじ1

小麦粉          適宜

マッシュルーム      2個(薄切り)

たまねぎ         1/2個(薄切り)

にんにく         1/2かけ(みじん切り)

オリーブ油        大さじ1/2

トマト水煮缶       1/2缶(つぶす)

A(ケチャップ…大さじ1/2、ソース…小さじ1、ローリエ…1枚、塩…小さじ1/4、こしょう)

水            1/4カップ

塩、こしょう       各少々

温かいごはん       240グラム

バター          小さじ1

クレソン         少々

 【作り方】

〔1〕豚肉に塩、こしょうをなじませ、小麦粉を混ぜ込み、10等分にして丸めて小麦粉をまぶす。

〔2〕フライパンにオリーブ油を熱し、〔1〕の両面を焼き付けて取り出す。

〔3〕にんにく、たまねぎを入れ、よく炒める。しんなりしたらマッシュルームを加え、さらに炒める。

〔4〕マッシュルームがしんなりしたら、トマト缶、A、水を加えて少しとろみが付くまで煮る。〔2〕の肉を戻し、なじむように煮て、塩、こしょうで味を整える。

〔5〕温かいごはんにバターを加え混ぜ、器に盛り、〔4〕を盛り、クレソンを添える。

 【ワンポイント】

☆マッシュルームはしいたけやシメジでもよい。

☆ごはんは別添えでもよいし、パンにも合う。

 ≪チョコレートバー≫

 ※133kcal、塩分0.2グラム(1人分)

 【材料】(4人分)

マシュマロ(プレーン)   25グラム

シリアル(プレーン・無糖) 40グラム

バター           5グラム

板チョコレート       1/2枚(約28グラム)

 【作り方】

〔1〕鍋にマシュマロ、バター、チョコレートを入れて火にかけながら混ぜ、溶かす。

〔2〕シリアルを加えて混ぜ、ワックスペーパーにのせて広げて冷まし、8等分にする。

 【ワンポイント】

☆バーにせず、一口大に丸めてもよい。

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