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エドガー・ライト監督得意のハチャメチャな企画 映画「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」
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映画「ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!」(エドガー・ライト監督)。4月12日公開(アンプラグド提供) SF系のコメディーを得意とする英国のエドガー・ライト監督(39)が新作「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」で、盟友のサイモン・ペッグ(44)、ニック・フロスト(42)と再びトリオを組み、英国を舞台にエイリアンを登場させた。
今ではすっかりアラフォーとなってしまったゲイリー(サイモン・ペッグ)は、学生時代につるんでいたアンディー(ニック・フロスト)ら悪ガキ4人に声をかけ、故郷ニュートン・ヘイブンに集まった。「一晩で12軒のパブをはしごする」。若き日に挑んだ壮大な試みの失敗を悔やんでいたゲイリーは、もう一度挑戦しようというのだ。そんな5人はパブ巡りの最中、街の人々の様子がおかしいことに気づく。
ライト監督は、飲んで、騒いで、大フィーバーといったコメディーの核をしっかりと押さえたうえで、アクション、SF、ラブストーリーまでも織り交ぜてみせた。ドタバタな展開にあっても、登場人物たちがビールをたしなむ姿勢を大切にする点は、英国人気質の一端が見えて面白い。
そういえば、大ヒットした「ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-」のプロモーションで、ライト監督は6年前に来日した際、SANKEI EXPRESSのインタビューに「まだ内容は言えないが、ペッグ、フロストとハチャメチャな企画をたくさん考えているよ」と答え、ニヤリ。企画の一つが本作だったわけだ。4月12日、全国公開。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)